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韓国人男を助けてくれた人は誰??『積極的な男−62』

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# 韓国人男を助けてくれた人は誰??

 

酔い潰れてお店で眠ってしまい男子寮に運ばれてきたIさん。。。

そのIさんが目覚めたのは明け方3:30。。。

この時間帯なら皆まだ寝ているので今のうちに早くIさんを連れてこの寮を出たいのに顔を洗って、歯まで磨きたいと言い出した。仕方なく一緒に洗面所に行った。。。その時だった。。。

 

 

洗面所でIさんが顔を洗っている間、私は近くで見張り役をしていたのだが。。。

急にトイレのドアが開く音がした。。。そしてトイレから出てきたその人の足音は。。。洗面所に向かっている。。。

 

あぁ。。。どうしよう。。。あぁ。。どうすればいいのか分からない。。。洗面所の奥の壁に隠れたまま固まっている私。。。Iさんはそんな状況に全く気付く様子もなく顔を洗っている。。。

 

そして静まり返った廊下に響くスリッパの足音。。。

 

(パタッ。。。パタッ。。。パタッ。。。)

 

私はトイレから出てきた人が洗面所ではなく手前の階段を降りて行って欲しかったのだが。。。私の願いは届かずその足音は確実に洗面所に向かっていた。。。

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これはもう仕方がない。。。逃げられない。。。あぁ。。。

私はこの瞬間もうだめだと思って。。。諦めていたのかもしれない。。。

 

その時だった。

 

トイレから出てきた人『うわぁー!』

 

トイレから出てきた人は男子寮にいるはずのない女の人が洗面所で顔を洗ってるのを見て驚き声を上げた。。。

 

その声にIさんも驚き声をだしてしまった。。。

 

Iさん『キャ〜!』

 

二人がお互いに驚き声を出しているのを聞き『やばい』と思った私は二人の前に飛び出した。。そんな私を見てまた驚き声を上げるトイレから出てきた人。。。

 

トイレから出てきた人『うわぁぁぁ!』

 

私『静かに静かに。。。!お願いします!』

慌てて声を掛けた私。。。そしてトイレから出てきた人の顔を恐る恐る見た。。。。

 

『あれ??なんだ??』

ちょっと待って。。トイレから出てきた人はHCさんだった。

 

私『え??なんだ??HCさんじゃないですか??』

HCさん『あ。。。オさん。。。おはようございます。。。』

私『おはようございます。。。まだ寝てなかったんですか??』

HCさん『あ。。。はい。。。もう寝ようとしていたところなんですが。。あぁ。。。ビックリした。。。』

私『あ、すみません。。。でもなんでそんなに驚いたんですか?昨日一回会ってるじゃないですか?』

HCさん『あぁ。。そうなんですけど。。。すっかり忘れていました。。。そして昨日はちゃんと顔も見てなかったし。。。あ、すみません。。。』

私『いいえ、いいえ、』

 

ずっと余裕の表情だったIさんも少し緊張したのかさっきまでとは違いテキパキと支度を済ませ部屋に戻ろうとしていた。。。

 

あぁ。。。朝からまた冷や汗をかいた。。。やっぱり人は悪い事しちゃダメなんだ。。。常にこんな緊張していなきゃいけないような生活本当にいやだな。。。あぁ。。。また今日も大変な一日になるのか。。早くIさんを寮の外に出したい。。と思いHCさんと別れ部屋に戻ろうとした。。。その時。

 

HCさん『オさん、もう出るんですか???』

私『あ、はい。。。早く出ないと危ないので。。。』

HCさん『でしたら私が手伝います!』

私『???本当ですか???』

HCさん『昨日は私が作戦ミスをしてしまってお役に立てなかったので、オさんにもずっと悪いと思っていたんですよ。。。今出るならオさんが安全に寮を出られるように今度こそ私が2階でちゃんと見張りをします。。。』

私『あ、ありがとうございます。。。。涙涙』

 

とても優しいHCさんの言葉に涙が出そうだった。。。

でも今は涙なんて流している暇はない。。。

寮の皆が起きる前に早くIさんを連れてここから出なければと思った。。

 

そして私の部屋に戻ってきた3人は作戦会議に。。。

 

この寮を誰にもバレずに安全に出るための作戦とは。。。

 

1. 私とIさんは自分の荷物と靴を持って部屋で待機

2. 先にHCさんが部屋を出て2階の階段と玄関の間に立って見張りをしながら私に電話をする。。(その電話は切らずに無線機代わりに使う)

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3. 電話での言葉は無駄を省く為全て『です、ます』などの敬語は使わずに短い言葉で。例えば大丈夫ですじゃなくて、大丈夫!という感じで。。。

4. HCさんが配置についたら私が先に部屋を出て私の指示に従ってIさんが付いてくる。

 

もう4時。。。早く行かないと。。。

作戦開始。。。!

 

HCさんからの電話がきた。

HCさん『大丈夫。。。』

そのHCさんの声から必死さが伝わってきた。

私『了解』

 

HCさんからの大丈夫という言葉で、私は先に部屋を出て廊下の角のまで行き人がいないか確認した。誰もいない事を確認して、IさんにGOサインを送った。。。

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さっきの洗面所の事件で少し緊張感が出てきたようで動きが早くなっているIさん。。。頼もしい程の早い動きだった。。。!

 

廊下の角までIさんが付いてきてすぐ無線機(携帯)で前方の状況を確認した。

 

私『降りてOK?』

HC『大丈夫!』

昨日とは違い今回は本当に大丈夫だという力強いHCさんからの応答だった。。。

 

HCさん『大丈夫!早く降りてきてそのまま出ていけ!』

私『了解!』

 

そのHCさんの言葉を信じて急いで2階の階段まで降りて。。。靴を手に持ったまま裸足で1階まで止まることなく、振り返ることなく、全速力で出て行った私とIさん。。。

 

寮に入る時は酔っぱらっているIさんを背負っていたので本当に辛かったが、出る時はその酔っ払いが自分の足で、しかも素早い忍者のような動きで付いてきてくれたからか、とても順調に1階まで降りてこられた。。。あぁ。。。よかった。。。本当に。。。

 

無事に寮から出てきた私とIさん。。。。

 

本当に嬉しかった。。。昨日から続いていた極度の緊張状態から解放されてとにかく気持ちが楽になった。。。

 

外で少し待っているとHCさんがパジャマのまま今までに見たことがないくらい明るい笑顔で外に出てきてくれた。。。

 

すごく明るい笑顔のHCさん『大成功ですね^^ 笑笑』

私『本当にありがとうございました。』

 

と挨拶をしたらHCさんが私に手を出してハイタッチを求めてきた。。。

あ。。はい。。と答えながら

初めてHCさんとハイタッチをした。。。笑

 

私『ではまた夜に^^』

と挨拶をして私とIさんは駅に向かった。。。

 

でも。。なんだろう。。。

駅に向かって少し歩いていると何か違和感を感じる。。なんだ。。この違和感。。

歩き出してずっと背後から誰かに見られている気がした。。。

ゆっくり後ろを振り返ってみると。。。

 

HCさん。。。。。

 

HCさんが寮に戻らずずっと私を見ていた。。。

 

『え??なんで??』と思ったら。。。。

 

私が振り返った事に気がついたHCさんが『いってらしゃい』という意味で私に手を振ってくれた。。。とびっきりの明るい笑顔で

 

あぁ。。。なんだ。。。びっくりしたな。。。

 

たぶんHCさんも昨日の事でずっと私に対して悪い事をしたと思い悩んでいたのが、さっきの大成功で相当嬉しくてすっきりしたのかな。。。本当に優しくて素直で誠実ななHCさん。。。笑

 

本当にありがとうございましたHCさん!^^

 

じゃ。。。次は隣で平然と歩いているこの酔っ払いIさんに皆の分まで文句を言おう! 

 

 

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