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韓国人男がこれから生活する日本の学生寮は?『積極的な男−14』

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# 韓国人男がこれから生活する日本の学生寮は?

 

タクシーに乗って3分くらいで、あっという間に私たちはこれから生活する東京西葛西にある寮についた。

 

この寮について簡単に説明すると学生寮(男性のみ)として、色んな国の学生たち(日本人の学生もいるし、韓国人、中国人、ドイツ人、アメリカ人など)が一緒に住んでいて、部屋は一人一部屋だった。

 

 

私は日本に来る前にこの寮を写真で見た事があって、どんな施設なのかはなんとなく分かっていた。(3階建ての寮で1階は食堂、2階と3階には部屋がある。そして2階には皆が一緒に使うシャワールームがある。)

 

そこまで知っていたが、写真で見るのと直接見るのとでは違う場合もあるし、日本で生活をしながらずっと住む予定の寮なので、少し施設について心配はしていた。

 

どんな施設なのか。。。

駅からは近いのか。。

綺麗なのか。。

私が使う部屋はどんな部屋なのか。。。

 

案内人と私たちは一緒に寮に入った。

 

寮に入ると寮の管理人である夫婦(65〜75歳くらいだと思う)が私たちを待っていた。

 

管理人夫婦の最初の印象はというと、奥様はニコニコした優しい印象の方で、ご主人は白髮でめちゃくちゃ厳しそうな方だった。

『怖そう。。なんかまずい事したら殴られるかもしれない。。。』と思った。

 

簡単に挨拶をした私たちは、この寮のルールと施設の説明を聞くため、寮の休憩室に案内された。休憩室に入って私たちが椅子に座ると管理人(奥様)からの説明が始まった。

 

本当に優しくてゆっくり説明をしてくれましたが、今回もまた何を言っているのか全くわからない。笑

 

(日本語での説明を聞きながら、さっきまでやる気満々だった私がこの時考えていたのは『私。。。本当にこの言葉(日本語)を喋れるようになるのかな?』だった。英語は昔からずっと聞いていて、話している内容は分からないが、英語だなというのは理解できた。日本語は全然聞き慣れてないからか、管理人が話ているのが日本語なのか中国語なのか全くわからない。もちろん日本語だろうけど。。これがこの時の私の現実だった。)

 

全然理解できない自分を恥ずかしいと思いながら『あの二人は理解できているのかな??』と思い、ちらっと横を見た。一緒にきた男性二人はなんとなく理解しているように見えたが、全部は理解できてなさそうだった。

 

まったく理解できていない私をみた管理人が、私たちより先にこの寮に住んでいる日本語がペラペラな韓国人留学生を呼んで、通訳をお願いしてくれた。助かるわ。。。

 

通訳をしてくれる韓国人は、日本で大学に通いながら今は日本の大学院への進学準備している人だった。その為日本語はペラペラだった。

 

私たちに通訳してくれている姿を見て、見た目は普通の人だったが、めちゃくちゃ格好良く見えた。

『格好いいな。。。羨ましいな。。。私も早く彼みたいになりたいな。。。』

 

『いや。。すごいな。。』と思いながら、理由は分からないが、自分の今後が不安になってきた。

 

とにかく、通訳をしてくれた人のおかけで寮の施設説明とルールについては無事に理解できた。

 

ゴミの捨て方、食事の時間(朝、夜の2食提供、決められた食事の時間を過ぎたらご飯はなし)、夜12時になると玄関のドアが完全に閉まるので12時前までには家に帰ってくる事、皆が一緒に使う場所なので綺麗に静かに使う事、そして男性寮だから女性を連れてくるのは絶対ダメという事。

 

女性を連れてくるのは絶対ダメと説明しながら、通訳してくれた学生は私の事をみていましたが。。。

『いや。。いや。。そんな事しませんよ』と思った。

そして怖い管理人(ご主人)の顔が思い浮かんできた。

 

説明が終わって私たちは自分の部屋の鍵をもらった。

これから自分の部屋を見に行く。。。

 

どんな部屋なんだろう。。

理想を言うと日当たり良好で道路も見える部屋だといいなと思っていた。

 

もらった鍵で部屋に入った瞬間私が思ったのは。。

『狭っ。。。』

本当に狭くて日当たり良好、道路が見える部屋という私の理想は、一瞬にして頭の中から消え去った。

 

自分の部屋の間取りを確認するのは3秒で十分だった。

首を動かす必要もない。 

ベッド、机、椅子、本棚、クローゼットでいっぱいいっぱいな部屋だった。

 

シャワー、食堂、トイレは皆で使うし、部屋にテレビ、冷蔵庫もなし。

置けるスペースもなし。共同の休憩室にあるものをみんなで使うらしい。

『寝る、勉強する』この二つの目的に100%充実した環境の部屋だった。 笑

 

部屋をみてガッカリしていた私。。。そのガッカリも5分くらいで十分だった。

変えられない現実だったら早く受け入れてしまって前向きに考えたほうが、自分にとってもいいでしょ!と思った。

私が日本に来た目的は、いい部屋に住むためではない。ベッドで寝れるし、机で勉強もできるし、シャワー、ご飯も食べれるし十分だと思うようにした。

 

そして『そうだ!むしろいいかもしれない!この狭い部屋にいたくないんだったら、外に出て日本人に会って勉強した日本語でたくさん話そう!』

 

めちゃくちゃ前向きな考え方。。笑

 

そう自分に言い聞かせながら、荷物を片付けていた私。。『今、何時だろう??』と思い時計を見ると、いつの間にかもう彼女との約束の時間が近づいていた。

 

荷物を片付ける余裕もなく急いで出かける準備をした。

 

日本の電車表、地図、携帯、財布、そして彼女のために韓国で買ってきたプレゼントを確認した。

 

(この時はスマホを持っていなかったので地図を見ながら行くしかなかった。今は本当にスマホ一つでなんでも出来るからいい時代だと思う。)

 

日本語『コーヒー』も通じなかった私が、寮を出て一人で歩いて西葛西駅まで行き、電車を乗り継ぎながら銀座まで無事に辿りつけるのか?

 

迷子になりたくなかった私は、念のため何度もカバンの中にある携帯、財布、地図を確認して寮をでた。

 

『まだ。。雨かよ。。』

 

続き

 

 

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